挨拶って?

忘れないように、箇条書きメモ。

いつも、お邪魔させて頂いてるミメイさんのブログにて『「いただきます」と言わせないで』というエントリが書かれていたのですが、ちょっと気になった話題だったので思ったことを書いてみようかと思う。

発端は、TBSラジオ永六輔その新世界」(土曜朝8:30〜)で
読みあげられた一通の手紙だという。
東京に住む男性から送られてきたもので、そこにはこう書かれていた。
『ある小学校で母親が申し入れをしました。
「給食の時間に、うちの子には『いただきます』と言わせないでほしい。
給食費をちゃんと払っているんだから、言わなくていいではないか」と』

※ ミメイさんのエントリより

というのが、事の発端らしい。これを読みながら、まず思ったのが「悲しいなぁ」という事。感謝する事を忘れた/行わないというのは、非常に残念だ。と云いつつも、「自分自身は言っているのか?」と考えを巡らすと言ったり言わなかったりだから、あれこれ言える身分でもない。けどけど、残念。

  • お金を払えば、なんでも手に入る時代。
  • どんどん便利なモノが溢れかえって、飽和している時代。
  • 人間の尽きる事のない要求を満たすため、別の人間が頑張ってる時代。

「人様の口に入るものだから、安全で美味しいものを」と考えて、一心不乱に頑張ってる人達への感謝は、どこへ行ってしまったのか?出来上がった食事(有形のモノ)に対し、お金(有形のモノ)で返すのは当然の事だけど、生産者の気持ち(無形のモノ)に対してのお返しは、どこへ行ってしまったのか?

もし、「お金を払ってるんだから、感謝なんていらないでしょ?」という方が出てきてしまっているならば、最近多い震災なんかの時には、「こっちは被災して大変なんだから、援助されるのが当たり前」なんて方が出てくるのも、そう遠い事じゃないのかな?

参照::考:「いただきます」って言ってますか? 「給食や外食では不要」ラジオで大論争 (MSN毎日インタラクティブ