JR西日本の惨状...

連日、ニュースで取り上げられる「JR西日本」の文字。脱線事故を起こしてからというもの、被害者の方々の現状と、事故当日から以後にJR西日本社員がおこなった、宴会・行楽行事等の事故後としては相応しくない行動の数々を報道している。
確かに、事故であれだけの惨事を行っておきながら、他人事のように社員が旅行や宴会を行ってるのは、どうかと思う。被害者の立場にたってみれば、「ひと一人の命がなくなった」事でそれどころではないのに。

でも僕が一番に気になっているのは、運転手がスピードを出しすぎた原因でもある、運転時刻の厳守や、その管理である。いろいろな見解から事故の発生原因が特定されてきてはいるが、なにか釈然としない気持ちが僕のなかにはある。
会社側の管理体制に問題があったのは、言う間でもないような気がするが、果たして乗客である方には問題がなかったのか?
僕は電車が遅れると少々いらだつ。大きく遅れが生じた時には、ガツガツと文句を言ってる人が改札口あたりで見受けられる。でもきっと、10分位の遅れに対してもモノ言いをしている方々がいるような気がする。そんな要求を満たそうとするJRの姿勢が、現状のような管理体制になってしまったのでは?と思うのです。
少々の遅れに対しても、ガーガー怒られてしまう・言ってしまう個人個人の考え方を今一度考え直さなければいけないような気がする。

もう少しゆとりある社会になるように考えたい、今日このごろ...

と、遅刻ばかりしている凡社会人が言っても仕方がないのですが。